ごあいさつ
  • 理事長挨拶

理事長 日野博愛  当時、久留米市内で整形外科医として開業していた父日野紀典が、小児麻痺の子どもさんを抱えた親御さんの悩みや相談を受けるうち、『当事者でないと計り知れない苦悩と焦燥と限りない負担、そしてともすれば絶望にまで追い込むこのような出来事が、多くの人には無関心であっても私は視線をそらすわけにはいかない。この子らのために。』として昭和32年8月、定員34名の小さな肢体不自由児施設「ゆうかり学園」を、ブリヂストン石橋正二郎社長のお力添えもいただき、久留米市上津町に開設させました。そして、翌年3月正式に公益法人としての「社会福祉法人ゆうかり学園」を設立、障害者福祉サービスのスタートを切りました。
 ゆうかりの木は、成長が早いと聞きます。「この子ら」が、まっすぐにぐんぐん成長するゆうかりの木にちなみ、のびのびと明るく育ってほしいという願いを込めて、施設の名前を「ゆうかり学園」としたと聞いております。

 以来、昭和47年には重度身体障害者授産施設「耳納学園」、49年には田主丸町へ移転と同時に重症心身障害児施設「第二ゆうかり学園」、54年に身体障害者療護施設「千歳療護園」、60年に通園療育部門「コアラ園」、平成9年には身体障害者デイ・サービスセンター「ちとせ」を開設、おかげさまで発展を続けてくることが出来ました。
 当法人は、入所支援を中心に置きつつもいち早く通所による支援も取り入れ、障害のある乳幼児から学齢期そして成人、高齢者の方まで文字通り「ゆうかり」を必要とされている利用者のニーズに応え続けてきています。

 近年、障害福祉サービスの世界は大きく変わりました。障害の捉え方が「医学モデルから社会モデルへ」、保護の客体とされてきた障害児者を「権利の主体へ」、よりインクルーシヴな共生社会を創造することが当たり前の時代になってきています。
 近い将来、「自分の好きな地域で活力ある生活をおくる」という夢を、久留米市を中心にその近隣地域全ての人々が実現できるよう、行政機関はもとより関係機関の方々、地域の方々と協力しながらすすめて行きたいと思っております。

 最後に、今後どのような時代になっても、父が遺した言葉、「福祉の原点は、心である」を念頭に置き、福祉の道を歩み続けて行きたい所存であります。
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